iDeCoの手数料

B)手数料がずっとかかる

iDeCoは加入時と毎月、それぞれで手数料がかかります。

加入時にかかる手数料としては、国民年金基金連合へ支払う2829円。どの金融機関でiDeCoを使うための口座を開設しても、同じ値段です。

加入後も口座管理手数料がかかります。掛金を拠出している間は、国民年金基金連合会、事務委託金融機関、運営管理機関に対して手数料を支払わなければなりません。

運営管理機関手数料は金融機関ごとに設定されています。

毎月かかる手数料として、次の3種類があります。

(1)国民年金基金連合会に支払う事務手数料月105円

(2)事務委託金融機関に支払う資産管理手数料月66円

(3)運営管理機関に支払う運営管理手数料

(1)と(2)は、運営管理機関に関係なく共通、(3)は無料の所も増えてきているので、こちらも最初に確認することをお勧めします。

積立を休止している間も、(1)以外は継続してかかることも覚えておきましょう。

※本稿は、『投資への不安や抵抗が面白いほど消える本: 投資詐欺被害、貯金ゼロ、無職、離婚ありの「お金超恐怖症」の貧乏ママだった私でも今は純資産1億に到達!』(Gakken)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
<新NISA>にはどんなメリットがある?SNSで人気の投資家が「2つの変更点」をわかりやすく解説
物価上昇の今「貯蓄2000万」ではもはや老後を乗り切れない…金融のプロ提案<長寿時代の投資術>
あらためてなぜ投資は「長期」が重要なのか?業界歴30年のプロ「長い時間が<アチャー>を<結果オーライ>に変えてくれる」

投資への不安や抵抗が面白いほど消える本: 投資詐欺被害、貯金ゼロ、無職、離婚ありの「お金超恐怖症」の貧乏ママだった私でも今は純資産1億に到達!』(著:櫻井かすみ/Gakken)

投資詐欺被害3回・貯金ゼロ・無職を経験。

「超お金恐怖恐怖症」だった著者が、投資への不安と抵抗が面白いほど消えて、手堅く資金を増やす方法を詰め込んだ本。