ブランドより自分目線

「ブランドのロゴが入った服は選ばない」

ブランド主義だった私は、ロゴ入りの服ばかり持っていました。

シックで上質、世界観が支持されるフランスのブランド、「Sezane セザンヌ」。(写真:『主役はいつも“私自身” フランス人に学んだ「本当の感性」の磨き方』より)

恥ずかしながら、「ヴィヴィアン・ウエストウッドのオーブや、マルタン・マルジェラの白いタグにこそ価値がある!」とさえ思っていた時期もあります。

ですが、私の身近にいる「シンプルなのにいつもおしゃれな着こなしをしている女性」は、どんな服でも、選ぶ基準は「自分に似合うかだけ」と言います。

そして、大胆にブランドのロゴが入っている服は、どれだけデザインが好みでも購入しない。

「だって私は、歩く広告じゃないもの!」、そんなふうに話してくれました。

迷わない信念を持っている人は、自分が輝くポイントもよく知っているのですね。