「食品ロス・ゼロ」を達成するための5つの方法
(1)買い物前に冷蔵庫チェック!
冷蔵庫にあることを忘れて二重に買ってしまうのは「食品ロス」のモト。買い物前に冷蔵庫の中身を確認しましょう。何があって何がなかったか覚えていられない人は、スマホで冷蔵庫の中を撮っておく。それを見れば、何が入っているかわかります。
奥が見えないほど食べ物があるなら、買い物に行く必要なし。ある物で、チャーハンやカレーなどをつくれるはずです。買い物は冷蔵庫がスカスカになってから、と決めておきましょう。
(2)本やネットのレシピで
旬の食材など、安い時にたくさん買ったものは、本やネットで保存方法を調べてみましょう。また、野菜などは、皮やヘタまで使い切る。それにも便利なのがネットのレシピです。上手に食べ切れる調理法を見つけてください。
(3)「規格外」を、しっかり活用
魚や野菜などは、スーパーだけに頼らない。規格外で通常ルートに出荷されなかった商品が、道の駅や農協、漁協の直売所にはいっぱいあります。味は変わらず価格は安いので、ぜひ活用しましょう。
(4)外食の際の新習慣
「ドギーバッグ」という、注文したのに食べ切れなかった料理を持ち帰る袋をご存じでしょうか。アメリカや中国などでは、残してしまった料理を袋に入れて持ち帰る習慣が定着しています。日本でも店によっては持ち帰れるところも。
(5)「おすそ分け」仲間をつくる
たくさん買ってしまったりもらったりして、家族だけで食べ切れないなら、親戚や近所の友人に「おすそ分け」を。相手もお返ししてくれるようになると、食材をムダにしなくていいし、お財布にも優しいですね。
そうやって「食品ロス・ゼロ」の輪が広がると、めぐりめぐって自分たちのためにもなるのです。