僕たちの楽曲でもう一度青春時代を

―――目標は、「紅白歌合戦出場!!」、『君の王子様』というデビュー曲はヒットチャートを上昇中である。

向山 『君の王子様』は秋元先生の作詞ですが、本当に昭和っぽくて、一度聴いたら、すぐに覚えてもらえそうなんだけど、ぜひみなさんにも聴いていただきたいです。

塩田 昭和っぽい歌です。英語も出てこないし。あ、キスだけ英語だ(笑)。これで紅白を目指します。

山本 とにかく、メイクが崩れてもそのままだったり、かっこ悪いところも出てしまうのが昭和の時代。そこを僕らは大事にして、人と人のつながりを頼りに進んでいきたい。

向山 それをファンの方々が理解してくれているのはとてもありがたいです。MCがポンコツでも受け止めてくれるよね。(笑)

山本 ダンスが下手でも受け入れてくれるし、夢をかなえようと努力している姿勢を認めてもらえるのは、励みになりますね。

青山 だからこそ、紅白という高い目標をたてたことをどんなに嫉妬されても、どんなに笑われても、僕らは前を向いて目標に向かっていきたい。

井筒 秋元先生に、今後SHOW-WAをどうしていったらいいですか?と質問したところ、SHOW-WAを作っていくのは君たちなんだよ、と言われたんです。ああ、僕たちが主体的にSHOW-WAを動かしていかなくてはいけないんだなあとつくづく感じています。

寺田 ふりつけも、フリーの部分がけっこう残されていて、メンバーで考えたりしたよね。僕とじゅんじゅんのところも、ずいぶん相談したし。今でも試行錯誤の毎日が続いてます。

山本 あとはファンの人が導いてくださってるよね。ありがたいことに、僕らのファンの方たちって、年代がめちゃくちゃ広いんです。

向山 すごいよね。下は小さいこどもから、上はかなりの方まで、軽く3世代に渡ってる。

塩田 メンバーそれぞれによってファン層も違っているのがまた面白い。
つっつんはチビっ子たちに人気だし、しんちゃんはお姉さまたちを胃袋ごとつかんでます。(笑)

寺田 それにしても『ぽかぽか』に出るまでは、なにものでもなかった僕らがあっという間にこれだけ認知されたのは、テレビのおかげ!

塩田 テレビ離れと言われているけれど、テレビの力はめちゃめちゃ大きい。昼間の時間帯なので、その時間に働いている人は見ることができないんですが、それでもずいぶんたくさんの人に見ていただいていますね。

青山 昭和の時代は、今よりもっとテレビの影響が大きかったと思うと、すごいよね。

山本 これからもSHOW-WAの大ヒット曲を増やしていきたいね。この曲ならSHOW-WAだってすぐにわかる歌を歌っていきたい。

青山 みなさんの胸がきゅんきゅんするような楽曲が増えるとうれしい。単に歌詞とメロディというより、その楽曲の中に夢が詰まってるという気持ちにさせてくれる楽曲が増えていくといいね。

寺田 昭和時代に青春時代を過ごした方たちが、僕たちの楽曲でもう一度青春時代を味わってくれたらうれしいですね。ぜひ応援よろしくお願いします!