自分の好きなことを持つことが大切

「かさばった男」っているでしょ。ゴロゴロしていて、邪魔なお父さんとかお祖父(じい)さん。

寝転がったまま「メシは?」と奥さんに聞いたりする。それよりも、サッと自分で料理できる身軽さを持っていたい。なんなら、「ついでに君の分も作ったよ」と言える男でありたい。

そしたら女性のほうも、「あなたは手がかからないし、何でもやってくれるから、あとは自分の好きなことをやっていればいいわよ」と言ってくれるのではないでしょうか。

しつこいようですが、かさばった男はダメですよ。モテないですよ。かさばらないためにも、自分の好きなことを持つことが大切なんです。好きなことがあれば、少なくともゴロゴロする時間はなくなりますから

※本稿は、『老いては「好き」にしたがえ!』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。

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老いては「好き」にしたがえ! 』(著:片岡鶴太郎/幻冬舎)

人生を充実させるコツは、心の赴くままに行動すること――。モノマネでブレイクして以降、役者をベースに、ボクシング、絵画、ヨガの世界でも活躍する著者。還暦を機に離婚した現在は、「60代は体が元気に動く最後の時間。漫然と過ごすのはもったいない」と終活には目もくれず、自分のしたいことだけに情熱を注ぐ。常に挑戦をしてきた経験から、「何かを始めるのに年齢やセンスは関係ない」と断言。やりたいことの具体的な見つけ方から、自身も苦しんだ「男の更年期」の乗り越え方まで、老いに負けない極意がここに!