あらためてあらすじ

改姓を巡っていろいろとあった寅子と航一の関係も「夫婦のようなもの」になることでようやく落ち着きました。

一方の猪爪家。寅子のめでたい報告を家族そろって聞いたところで、花江の息子・直治はサックスを手にそわそわ。

「いいよね!?おめでたいんだし…吹いていいよね!?」

と言いだすも、兄・直人から「だめだ。あと少しだけ耐えるんだ」とたしなめられます。

それから話は直明と玲美の結婚式の話題に移り、「最高の式にしましょう」と寅子たちが話すと、また直治がサックスを手にそわそわ。

「俺の演奏タイムも作ってくれよな?」と言うと、また直人から「お前が楽しむんじゃなくて直明兄ちゃんのことを考えろ」とたしなめられます。対して

「え!?俺の演奏で俺は楽しい。みんなも…楽しい。だからよくない?」

と話す直治。

その後、寅子自身はあまり心が躍らないから式のようなものはいらない、と語ったところで、ずっとそわそわしていた直治は我慢できず「ね?もういいの吹いて?」と言い出します。

隣の部屋に移動した直治。ついに「プッ」と音を発したその瞬間、場面が切り替わり、直治の演奏を視聴者が聞くことはかないませんでした。