あらためてあらすじ

優未の中学入学を機会に、星家で暮らしはじめることとなった寅子と優未。

航一の長女・のどかは寅子と同じ明律大学に進学し、寅子の後輩になったと話します。

ぎこちない雰囲気の中、寅子も参加して始まったのは家族麻雀でした。今は亡き、航一の父・朋彦に仕込まれ、かなりの腕前だと話す朋一とのどか。

そんな光景に「昔を思い出しますね……」と涙を拭う百合。寅子に一緒に麻雀をやらないかと誘われても、「私は皆さんが楽しんでいるのを見ているのが好きなんです」と断ります。

寅子の「私は弱いけれど、優未は強い」の言葉に、優未が「航一さんが教えてくれたから……」と答え、朋一とのどかは険しい顔つきに。

 

そして朝、寅子が起きると、台所には百合を手伝う優未の姿が。優未には「おばあちゃん」寅子に「おかあさん」と呼ばれ、喜ぶ百合。

後妻として星家に入った百合は、最初に「百合さんと呼んで」と言ってしまったがために、「おかあさん・おばあちゃん」と呼ばれたことはないのだと、寅子と優未からの呼びかけを噛みしめます。

そんな中、朝ごはんを食べに来た朋一とのどかの態度に「はて?」となる寅子。

「百合さんは毎朝、和食と洋食の両方を用意しているのですか?」
「では、もしみんなが片方しか食べなかった時の残りは――?」
「はて?」が止まらない寅子を必死で止める優未。納得がいかないまま出勤する寅子に、
「意見を言うのは、もっと仲良くなってからがいいと思う」と諫めます。

しかし、仕事から帰宅後、百合に対する朋一の態度に、寅子の「それはおかしいと思う」が発動して……。