「お慕い申しております!」

手を差し伸べる道長嫡男・頼通 (よりみち) 。

併せて「いざとなれば、父上は私が背負って山を登ります」との頼通の声が流れる。

崖を登りきれずに苦しむ源俊賢 (みなもとのとしかた)。

「ハッハッハ」と高笑いする伊周。

「どうぞご無事で!」と告げる伊周の弟・隆家。

「いつの間にか、大人になっておったのだな」と月を見上げながらつぶやく一条天皇。

泣きながら「お慕い申しております!」と力強く告げる中宮彰子。