大切なもの

尾野真千子さんのナレーションを通じ、あれから20年近く経過していることもあり、目の前の女性が美佐江ではないことが確かめられたところで、音羽綾子(円井わんさん)が登場。

忘れ物である手帳らしきものを手渡すと、美雪は「やだ私ったら、こんな大切なもの」と答えます。その手帳には赤いしおりらしきものがチラリ。

我に返った寅子が、なぜ自分の名前を知っているのかをたずねると、一息置いて美雪は「ふふ…。先生はとても有名な裁判官じゃないですか」と話します。

その後、美幸の保護者らしき和服の女性・佐江子(辻沢杏子さん)が現れると、美雪は「では、失礼します」とその場を去っていきます。

音羽から汗をかいていることを指摘された寅子は、慌てて音羽のシャツをめくり、赤いミサンガがそこにないことを確認するのでした。