スタンフォード大学の実験

スタンフォード大学心理学部のキャロル・ドゥエック教授が、アメリカのいくつもの場所で、中学生の子どもたちに対し、ある実験を試みました。

子どもたちは、2つのグループに分けられ、1つのグループには“あること”を教え、もう1つのグループには教えませんでした。

『改訂新版 自分を変える習慣力 コーチングのプロが教える、潜在意識を味方につける方法』(著:三浦将/クロスメディア・パブリッシング)

結果、“あること”を教えられなかったグループは、学期が進み授業の内容が難しくなっていくにつれ、成績は落ちていきました。これは普通のことです。

しかし、あることを教えられたグループは、逆にどんどん成績が上がっていったのです。驚くことに、各地で同じようなことが起きました。

このグループに教えたこととはいったい何だったのでしょう?