あらためてあらすじ

ドラマ冒頭、時代は寛弘五(1008)年に。

中宮の彰子は、内裏に戻るにあたって一条天皇への土産を用意したいと母・倫子へ話します。

産まれたばかりの皇子・敦成(あつひら)親王を抱きながら、喜んだ様子で「まあ…。何をおつくりになりますの?」とたずねる倫子。

すると彰子は「藤式部の物語を美しい冊子にして、帝に差し上げようとおもっております」と話します。

対して「それは…帝もお喜びになられましょう」と倫子はこたえますが、笑顔が微妙に崩れます。

そのとき、まひろと道長の関係に気づき、「お方様だけは傷つけないでくださいね」とまひろに忠告していた赤染衛門は複雑な表情をして倫子を見つめます。