鯖寿司、いなり、箱寿司、笹寿司などの加工寿司5貫の盛り合わせ1850円(税別)。内容は日替わり。鯖は身厚の鯖、箱寿司は焼き鱧、海老や卵など、笹寿司は鱒か鯛になる。いなりは揚げを2日かけて煮含め、寿司飯はにんじん、ごぼう、しいたけ、麻の実入り。太巻きは卵を芯に、三方に三つ葉、しいたけ、鯛と海老で作ったそぼろ、そのまわりをかんぴょうで囲む。食後にプティパフェがつく。茶碗蒸しは540円

 

花街で味わう京風寿司+和パフェ

京都の祭りや行事に欠かせない鯖寿司や鱧寿司。いなり寿司や笹寿司は手土産にしたり、楽屋見舞いにしたり。そんな京風の寿司を気軽にいろいろつまめるのが、ここ「鮨さんし」だ。実家の寿司店で20年間修業を積んだ式部友一さんが2019年6月に花街の宮川町に店をオープン。独立するまで同じ店で奥さんの詩織さんがカフェを営んでいたこともあって、昼は寿司とスイーツ、夜はカウンター6席だけでにぎりや料理を出している。

ランチタイムのおすすめは寿司とこぶりのパフェのセット。手間をかけて作る寿司は、ネタにも寿司飯にも味があり「うちのしゃりはおいしいだしをとってから炊いていて、やわらかくて少し甘め。加工したネタとご飯がしっくりまとまり、味がなじむんです」とご主人。鯖寿司は脂がのる塩鯖を酢でしめ、笹寿司はわずかの塩で鯛や鱒の味を引き出す。いなりや太巻きの具はしっかりと煮含め、箱寿司の鱧はたれ焼きと、どれも料理並みに手をかけている。

ほうじ茶アイスや寒天入りのほうじ茶パフェ。プティパフェは抹茶、ほうじ茶、黒蜜きなこの3種類の中から選べる

食後にパフェを味わうもよし、茶碗蒸しや赤だしを付けるもよし。この時期は顔見世で賑わう京都・南座に近く、予約すれば観劇用の折詰にも対応してくれる。冬の京都に欠かせない熱々の蒸し寿司もおすすめだ。