Q3 冠婚葬祭費がバカにならない。わが家に余裕はないのに…(69歳・既婚・パート)

「父が亡くなったとき香典をいただいたから」など、義理を果たそうとするとキリがありません。昨今は葬儀を身内だけで済ますケースも増えていますから、たとえば葬儀に参列する場合だけ香典を包み、そうでなければ控える、など自分なりのルールを決めては? 

高齢になるほど義理のつき合いは負担になります。相手の家族にどう思われるかを気にしても仕方ない。自分の懐を守るためにも割り切りは必要です

 

Q4 自宅での生活が難しくなったとき、少ない年金でも入れる施設はありますか?(77歳・既婚・主婦)

高齢者向けの施設は、価格もサービスもピンからキリまで幅広くあるので、少ない年金でも入居は可能です。施設の種類や入居条件、金額の目安を知るためにも、元気なうちに地域包括支援センターに足を運ぶのがおすすめ。ここは介護や医療に関する相談窓口で、地域にある施設のパンフレットも揃っている情報の宝庫です。

将来のことを漠然と考えているだけでは、不安は増していくのみ。今後の生活が心配であれば、今できる準備を進めておきましょう

(写真:stock.adobe.com)
回答者数… 156人 (既婚84人、未婚25人、死別24人、離別21人、不明2人)
平均年齢… 62.7歳(年金受給あり 70.5歳、年金受給なし 52.7歳)
年金の種類(年金受給者のみ ※複数回答可)
厚生年金…66人、国民年金…45人、企業年金…20人、 年金基金…8人、その他(障害年金、労災年金など)