【1】見栄、優越感、劣等感を手放す

人と自分を比べる相対的な価値観の持ち主には、幸福感は得られないように感じます。上には上がいますから。

見栄を張ったり優越感を得るために、価値があると言われているものや流行っているものなど、世の中の基準にあわせてお金を使っていたら、いくらあっても足りません。いつまでたっても満たされることはありませんしね。

たとえば、100円均一で売っている腕時計も、スマホの時計機能も、高級腕時計も、教えてくれる時間は一緒です。

こんなふうに、見栄や優越感、劣等感にとらわれず、自分が求めているものは何かを見極めれば、不必要にお金をかけることはなくなる。視力が悪い人には眼鏡が必要ですが、悪くなければ必要ない。そういうことだと思います。

 

【2】人は人、自分は自分と割り切る

相方の高橋茂雄と「サバンナ」を結成したのは20歳の時です。デビューして10年くらいはコンビで忙しくしていたものの、ある時期から相方だけがテレビ番組に呼ばれるようになりました。

正直、収入格差が3倍くらい開いた頃は相方が羨ましかった。でも、それが6倍くらいになると同じ土俵で考えなくなり、羨ましくなくなったのです。

たとえ近しい人でも、「人は人、自分は自分」だと思えば悔しくなくなるのではないでしょうか。