彼女の心に潜む意地の悪さ

ひときわ残酷と感じたのは、子どものいない私に向かって放った「私、本当はもう1年早く子どもを産みたかったなあ」という一言。

 

さらに、彼女の2人目の子どもが2歳になった頃、たまたまエントランスで一緒になった際、「下の子も大きくなってきたから、3人目がほしくなっちゃうんだよねー」と、唐突に言われた。

これも、仮に私が子どもを切望している女性であったなら、心を深く傷つけるに十分な言葉だ。彼女の心に潜む意地の悪さが見え、縁を切って正解だと思った。