視聴者は…

こうした展開に、ネットでは「時間とお金と場所をやりくりしなければならない中、より弱い人を優先して救いたいというのは、市職員の本心だろう」「人助けせずにいられない聖人。その性分を分かっているうえで、送り出してあげようとする言葉。公に働いている人の強さと優しさが」「聖人のことをわかりすぎている。それだけ信頼関係ができた街なのに離れるの、見捨てるみたいで辛いよね」「まず子供たちだけでも、被災地から動かすのは正解。こういった大切なこともストレートに描いてるのに。ドラマを離脱した人、ほんとうにもったいない」といった声が見られていました。

朝ドラ通算111作目となる『おむすび』の舞台は平成“ど真ん中”の、2004年(平成16年)。ヒロイン・米田結(よねだ・ゆい)は、福岡・糸島で両親や祖父母と共に暮らしていた。

「何事もない平和な日々こそ一番」と思って生きてきた結。しかし、地元で伝説と化した姉の存在や、謎のギャル軍団、甲子園を目指す野球青年など、個性的な面々にほん弄されていく。そんな仲間との濃密な時間の中、次第に結は気づいていく。「人生を思いきり楽しんでいいんだ」ということを――。

青春時代を謳歌した自然豊かな糸島、そして阪神・淡路大震災で被災するまでの幼少期を過ごした神戸。ふたつの土地での経験を通じて、食と栄養に関心を持った結は、あることをきっかけに“人のために役立つ喜び”に目覚める。

ドラマには松平健さんや仲里依紗さん、佐野勇斗さんらが出演し、リリー・フランキーさんが語りを担当。脚本は根本ノンジさんが、主題歌『イルミネーション』はB’zが手掛けています。

【関連記事】
明日の『おむすび』あらすじ。打ち上げで盛り上がる中、歩はこっそりと…。そして聖人からギャルとの関係を問い詰められた結は…<ネタバレあり>
『おむすび』「一緒に遊べるね」「チンして」凍える避難先で温かいおむすびを求めた結。阪神・淡路大震災の場面に視聴者「朝ドラで避けてきた描写」「美味しい!と言うものと…」「制作者に敬意」
『おむすび』「いくら楽しくてもなくなっちゃうかもしれん」なぜか野菜を持ち歩くヒロイン・結。その理由は恐らく…視聴者「グッとくる」「平成ならでは」「震災のあった1月17日は…」
2024年度後期 連続テレビ小説おむすび
【放送予定】 毎週月曜~土曜 ●総合 午前8時~8時15分
 ●総合 午後0時45分~1時00分(再)
 ※土曜は一週間を振り返ります
<毎週月曜~金曜>
●BS・BSプレミアム4K 午前7時30分~7時45分 ほか
【 作 】 根本ノンジ
【出演】橋本環奈/
 仲里依紗/佐野勇斗/
 みりちゃむ/菅生新樹/田村芽実/池畑慎之介/キムラ緑子/
 麻生久美子/宮崎美子/緒形直人/北村有起哉/
 松平健