(写真提供:Photo AC)
2024年11月1日から、フリーランスが安心して働ける環境整備を目的とした法律「フリーランス・事業者間取引適正化等法」が施行されました。フリーランスという働き方が普及するなか、ライターのいしかわゆきさんは、不注意や多動・衝動性などの特性がある「ADHD(注意欠如・多動症)」を抱えながら、フリーランスとして活躍しています。そこで今回は、いしかわさんの著書『ADHD会社員、フリーランスになる。 自分らしく生きるためのお仕事ハック』より一部引用、再編集してお届けします。

フリーランスが最低限やるべきお金のこと

わたしがフリーランスとして独立することになったとき、母から投げかけられたシンプルな一言があります。

「えっ、お金大丈夫なん???」

母が真っ先にお金の心配をしたのには理由があります。それは、わたしがお金の管理に関して超絶ルーズだから。

「いま口座にいくらあるのか」「来月はいつ請求が来るのか」というのを管理するのがものすごく苦手なんですね……。

というわけで、ADHDのわたしが最低限やっているお金のことをシェアします。