思ってたのと違う…

過去には、赤や黄色に染まった葉が、日差しを浴びてキラキラと輝く登山道を歩いてウットリしたり、赤く染まった木々の間を進むうち、まるで紅葉のトンネルを歩いている気分に…なんて登山もありました。

特に、紅葉で有名な涸沢では、目の前に広がる紅葉と、朝焼けに染まったカールのそれぞれが醸し出す赤色の組み合わせに、大変感動した覚えがあります。

しかし中には、実際に目にして

「あれ? なんか思ってたのと違う…」

と感じる山もしばしば。

【2】実物はそんなんでも?

そもそもですが、今の登山では、本やネットを通じて、登る前に景色や行程をチェックするのが半ば当たり前になっています。

その際に見る写真の多くはとても華やかで、赤や黄色が輝くような色合い。しかし、いざ現地で目にすると、どう見てもくすんだ黄色や重たい赤色だったり…。