今は好きなことが出来てしなやかに

パパイヤさんやサポートのミュージシャンの皆さんと曲作りをしたり、ステージを作ったりしている今の気分は、昔とどのように違うのかを錦織さんに訪ねると…。

「もしかすると僕には、こちらのほうが似合っているのかもしれませんね。マストのものが拭いされたので、気持ちもすごくラクです。
そのあたりの僕の気持ちが、ファンの皆さんには比較的早く伝わったみたいで、ディナーショーで踊れるフロアを作ったら、皆さん、一緒に踊ってくれたんです。もしかすると、心配したり戸惑ったりしていたのは実はこっちのほうで、逆にファンの人たちから新しさを見せてもらったような気がしています。

正直、忙しくなりましたし、好きなことがやれるようになりました。面白いもので、そうなると、自分自身、しなやかになれるっていうか、柔軟性も出てきましたね。最高なのは、会いたくない人に会わなくて良くなったこと(笑)。組織やグループにいたら、そういうワケにはいきませんからね。僕は昔から、けっこうワガママは聞いてもらっていたほうでしたけれど……、精神衛生上、いまは最高ですね」