偶然、同じ「時代」に同じ大阪で
そうそう!「因縁」ではなく、共通点の話でしたね。
まだ乳飲み子だった笠置さんを引き取り育ててくれた養父母の家業は銭湯だったといいます。その銭湯の脱衣場で、幼き日の笠置シヅ子さんは歌を歌い始めました。
養父はのちに銭湯を廃業し、理髪店を始めたそうですが、私の母の養父も母がもらわれた頃、銭湯を家業としていました。そして、のちに理髪店を営んでいたといいます。
偶然といえば偶然、同じ「時代」に同じ大阪で、同じように二人の養父は生きていたのです。
笠置さんの養母のお名前は「うめ」さん。母の養母名は「ハル」さん。まぁ、ここまでいうと些かこじつけ感は否めませんが、私がこうして笠置さんとの共通点を見つけては喜びたい気持ちを汲んでいただけましたらとても嬉しく思います。
憧れとは、そういうものですね。