日本KFCホールディングスは上場廃止になってしまったが
スギホールディングス(7649)(株価2,557円、最低投資額25万5,700円)では2025年2月より株主優待制度を変更し、お店で使える優待券かスギポイントが選べるようになります。優待内容は、100株では2,000ポイント、300株では6,000ポイントです。
ここで注目はスギポイントです。スギポイントはお買い物でも貯まっていくのですが、去年、筆者はスギポイントを使って銀座千疋屋の「銀座タルト(フルーツ)」を注文しています。2024年も、この銀座千疋屋の「銀座タルト(フルーツ)」がポイント交換商品にあり、ほかにもアフタヌーンティー・ティールームやゴディバといったクリスマス向けのケーキがポイント交換できました。
2025年2月からはスギポイントが株主優待として選べるので、同じようにクリスマスケーキが交換商品としてあるなら、株主優待ポイントを使ってクリスマスケーキ交換ができるというわけです。
また、最後に少し裏ワザ的な株主優待の使い方を紹介します。寿司ロボットメーカーの鈴茂器工(6405)(株価1,514円、最低投資額15万1,400円)の株主優待を使って、ケンタッキーフライドチキンを買う方法です。
鈴茂器工の株主優待はジェフグルメカードで、100株で500円分、300株で1,500円分、500株で2,500円分がもらえます。ケンタッキーフライドチキンでは一部の特殊店舗以外であればクリスマスの予約でもジェフグルメカードで支払えます。ジェフグルメカードは、有効期限がなく、おつりも出ます。
ケンタッキーフライドチキンの商品券が株主優待だった日本KFCホールディングスの株は上場廃止になってしまったのですが、一見関係なさそうな鈴茂器工の株でジェフグルメカードをもらい、ケンタッキーフライドチキンを買うワザを知っていれば、お金を使わずにクリスマス定番のケンタッキーフライドチキンを買うこともできるのです。