人に勧められたからという理由で入る失敗

人生の中で二番目に高い買い物である「生命保険」。みなさん、どうやって選んでいるのでしょうか。

半数近くが、加入した理由に営業員をあげています。これは、人に勧められたから、その保険に決めたことを意味します。

『1日1分読むだけで身につく保険の選び方大全100』(著:長尾義弘/自由国民社)

また、ほかの商品と比較したかという質問には、約7割が比較していないと答えています。こういう選び方は失敗の元です。

家電製品などを購入する際、同じような商品をいくつか比べませんか。

たしかに保険は商品の数が多く、しかも複雑です。ですが、何百万円もするものを比較もせず、人任せで購入するなど無謀としか言えません。

これで「自分は正しい保険を選んだ」と自信を持っているなら大間違いです。筆者の経験からすると、保険の相談のなかには驚くほどヒドい契約内容もあります。

さらに、約6割の人が保険の営業員を通じて加入しています。この保険営業員とは、ほとんどが一社専属です。したがって、他社の商品とは比較ができません。

親身に相談に乗ってくれても、提案されるのは自社の商品のみです。超高額の商品なのですから、しっかり比較して選びましょう。

<『1日1分読むだけで身につく保険の選び方大全100』より>