家事スキルのない人こそ「かわいそう」になるかも

なお我が家では、今や孫にも包丁を使わせて、料理をお手伝いしてもらうようになりました。ご飯を作ってくれるのをじっと待つだけでなく、自ら作れるようになってくれたら嬉しい、なんて思います。

料理を手伝う孫(写真提供:著者)

女性が結婚したあとも、仕事を続けることが当たり前となった時代、男性の家事スキルは家庭の平和、維持のためにも大切な不可欠な要素となりました。もちろん、独り身になったときのためにも。

私と同世代であろう姑の役目としても、「家事スキルのない人こそ、いずれかわいそうな事態になる」くらいの気持ちで、男性が積極的に家事に参加することを促してほしいと老婆心ながら思います。

変わる時代を生き抜くために、これまでの思い込みや当たり前を捨てることこそが肝心かなめなのかもしれません。

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