図形問題ができる子の解き方

図形問題はセンスで解くのではなく、「きちんと自分がわかる図形まで引き寄せる」ことが重要です。

小学校中学年や高学年になると、補助線を引いて図形をわけて解く方法が増えます。あるいは、相似形を利用して解く方法もでてきます。同じ相似形を使って解く問題でも、線を伸ばして相似形をつくるといったケースもありますね。

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そうした基本的な図形問題の解き方を理解しつつ、補助線を引くなどして自分の見知った図形をつくることができれば、図形問題は決して怖くありません。

図形問題ができる子は、センスで解いているわけではなく、この基本パターンを知って、それを使って思考しているのです。