自宅で入浴したい方のための「(介護予防)訪問入浴介護」

訪問入浴とは、要介護状態などにより自宅の浴槽で入浴することが困難になった方の自宅に訪問し、浴槽を持ち込んで行う入浴サービスです。浴槽は組み立て式で、畳2枚分くらいのスペースが必要となり、自宅から給湯します。

何らかの理由で施設での入浴ができない、あるいは心身の状態により在宅での個別浴の方が適している方に利用されています。

『介護のプロだけが知っている! 介護でもらえる「お金」と「保障」がすらすらわかるノート』(著:河北美紀/実務教育出版)

〈訪問入浴介護〉対象者:要介護1~5

寝たきりやターミナルケアなど、利用者の心身の状況や環境を考慮し医療ニーズのある方にも対応してくれます。身体の清潔の保持、リラックスや満足につながる効果もあります。

〈介護予防訪問入浴介護〉対象者:要支援1〜2

居宅に浴室がない場合や感染症などの理由から、その他の施設における浴室の利用が困難な場合などに限定して、訪問による入浴介護が提供されます。

・訪問入浴を行う職種
・看護師または准看護師1名以上
・介護職員2名以上(介護予防訪問入浴介護の場合は1名以上)