年末は忙しくてできなかった大掃除をしなければ…と考えている方もいるのではないでしょうか。しかし「忙しくてできない」「どこから手をつけたらいいかわからない」など、お掃除の悩みはさまざま。そんななか「断捨離は一度したら終わりでなく、日々のお手入れです」と語るのは、「断捨離」の第一人者であるやましたひでこさんです。そこで今回は、やましたさんの著書『引き出し1つから始める 1日1か所 断捨離』から、簡単に実践できる断捨離を一部ご紹介します。
床にモノがあるほど人生の足かせになる
床は、家にある一番大きな水平面です。そして、私たちは水平面に何かを置く癖があります。床にせよ、テーブルにせよ、カウンターにせよ、どの水平面もモノの置き場ではありません。
それぞれの水平面にはそれぞれの「お役目」があります。床はくつろぐ場所であり歩く場所。家具が置かれる場所でもあります。テーブルは食卓であり書斎であり団らんの場としてのお役目があります。
そのお役目を認識せず、ただモノ置き場に使うことは、場のお役目も、モノのお役目も生かしていないということ。
その意識は、じつは自分自身の役割を生かしていないことと相似象ですね。