朝食のタンパク質摂取量の割合と筋肉量

人を対象とした研究も行われています。

<『百歳まで歩ける人の習慣 脚力と血管力を強くする』より>

たとえば、2021年に日本で行われた研究では、上図のように、全体の食事に占める朝食のタンパク質の割合が多いほど、筋肉量や筋力が高いことが知られています。

つまり、朝食をしっかりとることに加えて、可能であれば、朝食で多めにタンパク質をとることが大切です。

ぜひ毎朝、規則正しく起床して、日光を浴び、卵や豆腐(可能なら肉、魚)などの良質のタンパク質をふくんだ朝食をとるようにしましょう。

こうした生活習慣が、しっかりとした筋肉をつくるのです。

 

※本稿は、『百歳まで歩ける人の習慣 脚力と血管力を強くする』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。

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百歳まで歩ける人の習慣 脚力と血管力を強くする』(著:伊賀瀬道也/PHP研究所)

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