タイミングを合わせて自分の「気」を取りに行く

方位学とは、意図的に気のエネルギーチャージをするためのもの。自分の持っている「気」と相性のよい「気」が満ちている場所に出かけ、チャージして帰ってくるのが吉方旅行です。ただし、土地の気は時期により変化するため、よい気が巡って来ているタイミングで行く必要があります。行くべきタイミングは本命星により異なります。

まず、下の表で自分の本命星を調べ、本命星別「大吉方」「吉方」の方位とタイミングの記事を参考にしてください。おすすめは大吉方。出かければ、大きな効果を期待できます。

その土地のよい気をたっぷり取り込むためには、できるだけ遠くに行き、長く滞在するのが望ましく、100キロ以上離れた場所に2泊以上するのが理想。1泊しかできない場合は、500キロ(例:東京から鳥取、高松、など)以上を目安に旅先を選びましょう。

また、旅先では必ず温泉かお風呂に入ること。気が定着します。そして1泊目は22時30分までに部屋に入ること(夜中に温泉に行くのもNG)。方位学では23時前後から翌日とされ、部屋にいることで1泊とカウントされるからです。

《あなたの本命星》

吉方旅行は「気の貯金」。マイナスも相殺するパワーが

「どうしても凶方位に行かなければならない場合はどうしたらいいか」という質問をよく受けます。仕事の出張が入ったり、冠婚葬祭、帰省先がその年の凶方位にあたる場合もあります。その場合は、方位学的には負の気を受けることになりますが、普段から吉方旅行に出かけ、よい気をためておくと相殺することができます。

また、「一緒に行く人の方位が悪いが行ってもよいか」という相談もありますが、この組み合わせはあまりおすすめできません。できるだけよい方位が合う人と出かけるか、お互いによいタイミングを選んで行くのがよいでしょう。(本誌では吉方のみご紹介しています。凶方位は私の著書や九星気学の本、Webサイトなどを参考にしてください)

吉方旅行は1度出かけると、1年間はパワーチャージされます。毎年の習慣にすれば、常に満タンの気で過ごせますよ。