俺はお前の親だ

(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

父とのやり取りを3時間も繰り返したが、父はついに食べられなかった…。ひ孫たちと時間を張り合いにして、父が生活への意欲を取り戻すのを期待していたが、そうはならず。ひ孫と過ごすのが楽しかった分、父は疲れてしまったのだろうか。また私が思うより負担もかかっていたのかもしれない。

不明瞭な発言を繰り返す父の様子が怖くもあったが、私の気持ちを悟られてはいけないと懸命に父とのやりとりを繰り返した。でも根負けしてしまった。

これからもずっとこの日のようなやりとりが続くのだろうか。かつての父はもう戻ってこないように思え、深い穴に投げ込まれたような気分になり、怖くてたまらない。

第50話へ続く

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