おばあちゃんが亡くなる日

(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

時代背景もあるとはいえ、母は、介護支援をしてもらえない苦しみを抱えていた。しかもつらい思いを父には隠しているようだった。

一生懸命に介護をし、大変だと思わないように努力していた母。そんな母を私は誇りに思っている。だけど……早くに亡くなってしまった。その事実をどう受け止めたらいいんだろう。

もちろん介護との因果関係はわからない。母は介護を頑張っていたし、私もわずかながら介護の経験者だ。だから私には介護を頑張りたい気持ちがある。でも娘が介護をするのが当たり前だと思っている父に対する不満もあり、相反する気持ちがいつも拮抗しあっている。

でもつらいときはつらいと言っていいはず……。

とりあえず、これからまた父の様子を見にかなければならない。

第51話へ続く

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