まひろや倫子は打毬の試合を見ていなかった?!
もう一度見たい思い入れのあるシーンを選ぶコーナーで、柄本さんが取り上げたのは、7話に登場した打毬(だきゅう)の場面。撮影は2日間に及び、この日のために7ヵ月くらい前から練習を重ね、準備をしたそうです。
「みんなかっこよかった!ほんとうに暑かったのに、よくがんばったなあ……」と、ねぎらいの言葉をかける吉高さん。「試合の最中も、道長はまひろのことを見ていた」などとトークが盛り上がるなか、「でも、まひろたちは、試合しているところは見ていないんですよね」と中島さんがポロリ。打毬の試合の場面の撮影時、実は女性陣はその場におらず、観戦するまひろや倫子たちの様子は別撮りだったことを明かしたのです。
想定外(?)の暴露に、「言わないで!!見てたの!かっこいいと思ってたの!」と吉高さんが慌てて取り繕ったものの、客席は大爆笑。「(まひろの顔を指さして)ほら、うれしそうだよ。見てなかったら、こんなリアクションできないよ!」と言い張る吉高さんに、「見てなかったらできないよねぇ」と柄本さんも調子を合わせる。楽しいやりとりに会場が沸きました。
そして、話題は最終回のことに。
病身の道長を演じるため、柄本さんがかなり痩せたという話を受けて、柄本さんが裏話を披露。「道長が亡くなるシーンを撮る前に、『宇治川のほとりシーンもよかったけど、あのときはやつれたの?』と中島さんに聞かれたので、『はい、台本に〈やつれている〉と書いてあったので』と言ったんですよ。そしたら『じゃあ、もうちょっとね』と(笑)」。つまり、「中島さんは、宇治川のシーンのときよりも、もっとやつれてほしいのだな」と解釈し、さらに減量に努めたというのです。
もっとも中島さんの記憶では、「私、そんなこと言ってない!」とのこと。真実は神のみぞ知る、でしょうか。