Q.食べ物は無関係なんですね?
基本的に食べ物の影響は少ないです。
ただし、長期的な健康や関節痛予防のために最近取り沙汰されているのは慢性炎症と食事の関係です。この視点から「抗炎症食品(こうえんしょうしょくひん)」を多めに食べ、反対に炎症を起こしやすい食品を避けてもいいかもしれません。
もちろん薬のような効果は期待できませんが、「炎症を抑える可能性のある食品」と「炎症を促進する可能性がある食品」のどちらかを選ぶときには、前者を選ぶほうがいいということはあるでしょう。
抗炎症食品には、果物、野菜、全粒穀物(ぜんりゅうこくもつ)、豆類、紅茶、コーヒー、チョコレート、ハーブ、スパイス、ナッツ、魚などがあります。
炎症を起こしやすい食品には、炭酸飲料、揚げ物、高脂肪の加工肉(ハムやソーセージ)、乳製品、過剰なアルコールなどがあります。