家庭でできる「顎と舌」のトレーニング

ーー顎トレ<ゴムボール・筋トレ>ーー

●手順

(1) 直径10cm程度の段力のあるゴムボール(無ければタオルを顎に挟める大きさに丸める)を顎と鎖骨の間に挟む 
(2)息を吐きながらボールを押し5秒間キープ

●ポイント

(1) 1セット10回を1日3セット行うと効果的。
(2) 息を吐く時は鼻から息を吐いたほうが効果的(鼻呼吸できない場合は口から息を吐いても良いです)。

●注意事項

(1) 息を止めて行うとふらつきの原因になるので、必ず息を吐きながら行う。
(2) 首に痛みを感じる時は行わない。

ーー舌トレ<舌回し>ーー

●手順

(1)舌を唇の裏に入れる
(2) 時計回り・反時計回りに舌を回す

●ポイント

(1) 1セット5周×2方向を1日3セット行う。
(2)ゆっくり・大きく舌を回す。
(3)舌先で唇や頬を押すようにする。

以上となります。

口腔機能は日常生活を送っているだけでは機能が向上しません。だからこそ、積極的に「顎トレ」「舌トレ」を習慣化して続けていきたいですね。

【関連記事】
「むし歯」「歯周病」など口のトラブルから始まる《メタボリックドミノ》は、脳卒中や認知症に繋がることも。オーラルフレイル対策2つのポイント
むし歯予防と歯周病ケアでは歯ブラシのタイプを分けて。歯磨き指導のプロが教える、目的別オーラルケアグッズの選び方
「順番」「毛先の当て方」「動かし方」が重要に。歯磨き指導のプロが教える、隅まで汚れを取り、磨き残しをなくす《歯の磨き方》