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ではここからは、みなさんに口ぐせにしていただきたい言葉をいくつか紹介しましょう。

まずは、嘘でもいいので「自分はハッピー」「最近、調子いい!」と言うこと。本心でなくても、幸せな自分を演じるのです。

心理学では、「心は行動によって影響を受ける」と考えられています。実際、作り笑顔をしてもらったグループの人と、しかめっ面をしたグループの人では、前者のほうが愉快な気持ちになったという実験結果が出ているのです。

次に、「今の自分は幸せ」という言葉。これは「今の」という言葉がポイントです。たとえば今、1万円が手元にあるとします。「1万円がここにあって幸せ」と思う人と、「1万円しかなくて不安」と思う人では、どちらが幸せでしょうか。

おわかりだと思いますが、今の自分が「すでに幸福な状態にある」と、口に出すことが大切なのです。ほかにも「おいしいご飯を食べられて、今の私は幸せ」「今日はいい天気! 今の私は幸せ」といった具合に変換していきましょう。

そして「よくやった! 私」という言葉も効果絶大です。ストレスを感じることも多い世の中ですが、頑張っている自分のことを褒めてあげましょう。その言葉を聞いた脳は、とても喜び、幸せホルモンが溢れてきます。

「まあ、仕方ないか」という言葉もおすすめです。思い通りにことが運ばないと嫌な気持ちになりますが、「思い通りじゃないと嫌」という執着こそがストレスの原因。仕方ないと口に出すことでさっさと見切りをつけ、その固執を手放せるようになり、気持ちも軽やかになります。