好き嫌いは個人の主観

陰口を言われたくないからと一人ひとりに気を遣って接していても、なぜか嫉妬されたりしてイヤな思いをすることもある。

ひんまがった心の持ち主って一定数いるから、どんなに気を付けたところで誰からも陰口をたたかれないなんてありえないのだ。

好き嫌いって極めて感覚的だし、個人の主観だから。

特別な理由なんかなくても好きになってくれる人もいれば、逆もいるのが世の理ってワケ。

だからそれほど傷つくこともないし、残念がる必要もない。人間関係って、主観の塊である人間が作るものだから、パーフェクトであるわけがない。

もし人間関係が完璧で合理的だったら、もはやロボット社会だ。

認めるのもちょっとさびしいけれど、ちぐはぐで身勝手にふるまう集合体が、人間関係の本質のようだ。

そんな関係の中で努力を重ねてきたのなら、あなたは今のままで十分に立派だ。

 

※本稿は、『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
自尊心を高めるために、今すぐ実践するべきなのは<朝、ふとんを蹴っ飛ばす>こと。日々受けるストレスを減らすための方法とは
「人脈を広げなければ」と、無理していませんか?人脈は「広げる」ものではなく「広がる」もの。堅実な人間関係を作るための秘訣とは
どうせうまくいかない、些細なことでイライラする…いつもと違うのは、気分が落ち込んでいる証拠かも。心が疲れているときに無視するべき3つのことは?

人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(著:キム・ダスル 翻訳:岡崎暢子/ダイヤモンド社)

日韓累計20万部突破!

「気分」がコントロールできれば人生もコントロールできる。

Instagramで話題沸騰の著者が伝える、「気分」をコントロールし、最高の一日を一生続けるためにいますぐ取り入れられる106の習慣。