(写真提供:Photo AC)
「何かを我慢し続けている」「他人と比べて自分が劣っている気がする」など、気分が落ち込んでいるのは、自分の機嫌を管理しきれていないからかもしれません。韓国で作詞家やコピーライターとして活躍するキム・ダスルさんによると、「気分がコントロールできれば、人生もコントロールできる」とのこと。そこで今回は、キムさんのベストセラー『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』より一部引用、再編集してお届けします。

人脈を広げようとしすぎない

無理に人脈を広げようとしてあくせくすることはない。人脈って広げるものではなく、広がるものだ。

そもそも、人脈を無理に広げようとすると、時間とカネはもちろんだが、余計な気まで遣うことになる。

『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(著:キム・ダスル 翻訳:岡崎暢子/ダイヤモンド社)

増えた人脈を維持するのも大変だ。

気乗りしない酒の席やレクリエーションにも顔を出さなきゃならないし、特に、相手が自分より格上などの「おいしい」人脈だったりすると、イヤでも相手に合わせる羽目になる。

そうなると、自分の持てる時間やコストをそちらに割かざるを得ない。

本来なら、自らのスキルアップに投資すべき貴重な資源をつぎ込むなんて、どう見てももったいない。

だったら、ムダな付き合いを広げることなんかより、自分の成長に集中したほうがよっぽど建設的だ。