本当に得なこととは

現在、30〜40代の人たちと親世代とを比べると、妻の側から見える景色はずいぶん変わりました。

昔はどんな夫でも毎年お給料が上がり、定年まで企業に雇ってもらえましたが、今はそうはいきません。「専業主婦の母が幸せそうだから自分もそうなりたい」と願ったところで無理なのです。

『知らないと増えない、もらえない 妻のお金 新ルール』(著:井戸美枝/講談社)

コロコロと変わる制度に合わせて働く時間をちょっと減らしたりして、目先の税金や保険料を節約することが本当に得なのでしょうか? 夫の扶養でいることが安心で堅実な生き方なのでしょうか?

元気で働ける人なら、壁を超え、スキルを身につけてステップアップし、自分のお金と年金や社会保険、何よりも自由を手に入れたほうが得なのでは……?

★共働き世帯は1985年から70%以上増え、1200万世帯を超えました。