今田美桜さん主演・連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第1週「人間なんてさみしいね」の第1回が3月31日に放送され、話題になっています。
*以下3月31日放送回のネタバレを含みます。
<あらすじ>
初期のアンパンマンが空を飛ぶ映像が流れて物語が始まった。
北村匠海さん演じる晩年の柳井嵩が、逆転しない正義についての思いを語るモノローグが流れる。笑顔で部屋に入ってきた女性は今田さん演じるのぶだ。カーテンを開け、「おはよう、嵩さん」と明るく話す。
<これから始まるのは世界一弱くて、世界一カッコ悪いヒーロー、アンパンマンを生み出した夫婦の物語>というナレーションが入る。
場面が変わり、昭和初期。家族の愛情をたっぷり受けて育った少女が高知の町中を勢いよく駆けていく。
「ハチキンおのぶ」と呼ばれる、朝田のぶ(永瀬ゆずなさん)だ。
「ハチキン」は土佐ことばで男勝りの女性をさす。
商事会社に勤め、国内外を飛び回る父・結太郎(加瀬亮さん)を迎えに駅舎に駆け込んだのぶは、勢い余って少年にぶつかってしまう。
少年の名は柳井嵩(木村優来さん)。父・清(二宮和也さん)を病気で亡くし、母・登美子(松嶋菜々子さん)と共に伯父・寛(竹野内豊さん)を頼って御免与町にやってきたのだった。