「家相」とは何か
そもそも「家相」は、7世紀頃に中国から日本に入って来たといわれているもの。「風水」の一部を日本の気候風土に合うようにアレンジしてつくられ、独自に発展してきました。
代表的な例として、<鬼門(北東方位)の玄関や水回りは避ける><裏鬼門(南西方位)のキッチンは避ける>といったものが良く知られています。
方位ごとに決まっている「していいこと」「してはいけないこと」に従っていくのが家相なので、それだけで「悪いところを是正する」ということまでは期待できません。
一方「風水」は、悪いところがあればより良くなるように調整ができる。
その場の良し悪しではなく、家の中全体に良い「氣(エネルギー)」がスムーズに流れるよう調整していくのが本来の風水なので、家相よりもフレキシブルな考えや対応ができると言えるでしょう。