シンデレラフィットは難易度が高い

SNSが流行っている今、たくさんの情報が目に飛び込んできます。私もそうだったように、きれいな収納に憧れ、「こんな整った部屋にしたい!」と、シンデレラフィットが魅力的に映ります。

たくさん紹介されているので、誰でもできそうな感覚になり、それができないと自信を失ってしまいます。

『人生がきらめく スモールフィット片づけ~ペン1本から始める部屋と心が整う習慣~』(著:阿部静子/アルソス)

私の場合、サイズを測って買ったつもりが入らなかった(実際きちんと測れてなかった)、ピッタリ入ってもなんだか使いづらい。

今でこそわかるのですが、「シンデレラフィットは難易度が高い」のです。

元々片づけが得意な人、収納の知識がある人だからうまくいく方法です。

ですから、形だけまねしようとすると使いにくくなるのです。

さらに、シンデレラフィットまでの過程は、「手間と時間」がかかります

ではそのプロセスをご説明します。

1 不要なものを処分する
2 シンデレラフィットの構想を練る
3 種類分けをし、何をどこに収めるか考える
4 入れる場所のサイズをきちんと測る
5 ネットなどいくつも見て収納用品のリサーチをする
6 購入し実際に収め、微調整をする

慣れている人ははしょったりできますが、こういったプロセスを踏み、シンデレラフィットが完成します。実際に上手にされている方は、収納が好きで得意なので苦にならないと言います。

でも、片づけが苦手な人には、時間も手間も頭も使うので、面倒で、難しく感じられ、ハードルが高いのです。だから、できないからといって落ち込まないでくださいね。