注意したい症状とは?
自分の症状や周囲にこんな人がいたらご注意を……という部分をまとめてみました。チェックするときの参考にしてください。
・食べられない、食べられる量が極端に少なくなっている
・眠れない、眠りが浅い日々が続いている、眠そうにしている
・表情が無表情になる、喜怒哀楽が薄い(「何をやっても楽しくない」と言うなど)
・敏感になり、泣くことが多い、笑わない、不安そうにしている
・人に会いたくない、1人になりがたる(「放っておいて」、「誰とも会いたくない」と言う人がいたら要注意です)
・集中力の低下(周りからわかるミスの多さ)
・離席が多くなる
・当日欠勤や遅刻が増える
・整理整頓が出来なくなる(デスク周りが急に汚くなる。※元々ではなく急に)
・被害者的発言が増える(どうせ私なんか……と認知が歪んでくる)
・電話の応対が苦手になる
自分で気づければいいのですが、周囲からでもかまいません。
これらの項目にチェックが多く見られるようならば……危険なサインです。(なおそれが2週間以上続くようなら通院を勧めたいところです)
特に、外側から顕著なのが表情と集中力の低下です。また本人も自覚がしやすい部分で、大きく問題化していくのが「食べられない」「眠れない」というフィジカルな部分です。
そんな、症状は理解したけれど、どうすればいいのか? 周りから声をかけたいところではありますが、具体的にどうすればいいのか? どんな声を投げかけるべきなのか?を見ていきましょう。
出来ることは大きく分けて二つあります。
一つは「心の中にあるものを外に出す」よう促すこと。もう一つは「環境の維持」です。