付加年金に加入することもおすすめ
私と同じように、任意加入を考えている方には、一緒に付加年金に加入することもおすすめです。
付加年金とは、国民年金に加入している方を対象とした年金の上乗せ制度のことをいいます。国民年金保険料に月に400円を上乗せして支払うと、受けとれる年金の額が増えるという仕組みです。増額される年金額は「納付月数×200円」です。
たとえば60歳から65歳になるまでの5年間付加年金に加入すると、5年間で2万4000円の支払いで、年金が年額1万2000円増えることになります。つまり2年で元がとれるわけです。ものすごくお得な制度ですよね。
年金は一生涯受けとれるお金です。もし、まだ受給前で、何かしらの対策ができるのであれば、任意加入や付加年金を検討してみてください。
年金格言 国民年金保険料にプラスする付加年金は2年で元が取れてお得。
※本稿は、『聞くのがこわい年金の話 ─ 年金、いくらですか?』(興陽館)の一部を再編集したものです。
『聞くのがこわい年金の話 ─ 年金、いくらですか?』(著:梅子の年金トーク!/興陽館)
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