令和の田植え

お馴染みのスタイルで田植え機に乗る越乃さん
いつもより早い、今年で3度目の田植え。お馴染みのスタイル。

3年前、初めて田植えに参加させていただいたとき、しゃがんで1本1本手で植えるものとばかり思っていました。
え?田植え機に乗る!?
令和の田植えはハイテクでした。
GPS搭載、オート操作。

オレンジ色のかっこいい田植え機は、デジタル操作で、稲を等間隔に真っ直ぐ植えていきました。
文明の利器の素晴らしさ。
そんなハイテクな田植え機に乗り、何回も畝を往復できるほど田植え機の運転にも慣れてきました。

 

田植え機を運転する私を見守る農家の重野さん(左)と柏崎市の桜井市長(右)。

 

そんな3度目の田植えに参加させていただいた農家さんは、長身でサングラスに髭。
まるでバンドマンのような出で立ちで、一見農作業をする人には見えません。
バンドをやっているとしたら間違いなくギタリストです。
ボーカルと人気を二分するギタリストで、見せ場のギターソロで主役をかっさらうタイプです。
そんな一見フロントマンの農家の重野さん。
話しを聞けば、どうしたら農業界が豊かになるのか、人に手に取ってもらうためにはどうしたらいいのか、常に進化変化を求めているとても仕事人間で誠実な方でした。
まっすぐにお米と向き合い、恐れず何でもやってみようという姿勢は学ぶことが多く、心を打たれました。
新しい世代の手によって、米づくりは確かに進化しているのです。