松金 一度、「西荻の会」で芝居をやったこともありましたね。
角野 なんでやることになったんでしたっけ?
伊東 マネージャーたちが、「せっかく役者が集まってるのに、飲み会だけで、芝居をやろうとか建設的な話が全然出てこないじゃないか」と危惧したんですよ。だから、僕らがやろうと言い出したわけじゃない。
佐藤 そうでした。
角野 そんなこともありましたが、「西荻の会」は毎回17時に西荻窪のお寿司屋さんに集合。会長(伊東さん)は焼酎のお湯割りを、私たちは日本酒を飲みつつ、お寿司をつまんで――。
あめく カウンターに5人並んで、ワイワイと盛り上がる。
佐藤 悪口とか際どい話はイニシャルトークにしながらね。
伊東 ほかのお客さん、聞き耳を立ててるよね、絶対。
松金 あれだけ大きな声で盛り上がっていたら、誰でも気になっちゃいますよ。(笑)
角野 以前はお店を何軒もハシゴしていたけれど、最近はほどほどにしたほうがいいと、番頭である私が判断しました。
伊東 最初の頃でしたか、深夜3時くらいまで遊んでいたのは。
角野 そうですね。
伊東 反省して、てっぺん(24時)で解散しようということになった。お互い、もう歳ですから。そのへんは阿吽の呼吸で。