「反省して、てっぺん(24時)で解散しようということになった。お互い、もう歳ですから。そのへんは阿吽の呼吸で」(伊東さん)

松金 この間の会合では、お寿司屋さんから駅の反対側にあるいつものカラオケ店に行こうとなった時、以前は徒歩で向かいましたけど、タクシーを呼びましたからね。

角野 そうして辿り着いたカラオケ店のいつもの部屋で、窓から駅のホームを見ながら歌おうじゃないか、と。

伊東 《ホームソング》だね。

佐藤 あっ……、はい。(笑)

あめく カラオケ店でも、おしゃべりがほとんど。

松金 あそこなら、聞かれてはいけない話もできるし。(笑)

角野 時々、歌を挟みつつね。僕たちは、伊東さんの歌が聞きたくて仕方ないから。

伊東 うえ~っ、へっへっへっ。

角野 歌謡曲も演歌もなんでもござれだし、誰かが内山田洋とクール・ファイブの「長崎は今日も雨だった」を歌おうものなら、「わわわわ~♪」と、完璧なバックコーラスをつけてくれる。僕が特に感動したのは50年代、60年代のアメリカンポップス。

佐藤 ザ・プラターズの「オンリー・ユー」とかね。

あめく 英語の発音もきれいで。

伊東 いやぁ、お恥ずかしい!