二重にハメられていた西村屋

その後姿を見て、高笑いをする蔦重。

それから歌麿の肩に手をまわすと「錦絵ばかりに目がいってるねえ」と言い、りつのほうに顔を向け「そろそろ気付くかねえ。あちらの方も」と笑い合います。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

その後、店に戻った西村屋。

そこで忠五郎から、次回の『細見』用に吉原側が提示した女郎の名が、みな『嗚呼御江戸』のときに使われていた古いものばかりだったことを聞かされ、吉原ぐるみでハメられていたことを知るのでした。