イライラする春町
歌麿の名を売るべく、戯作者や絵師、狂歌師たちを呼び「うた麿大明神の会」を開催した蔦重。
宴会の場で朋誠堂喜三二<平沢常富>に声を掛けられると、その先には悪酔いした岡山天音さん演じる戯作者・恋川春町の姿が…。
春町は、自身の『辞闘戦(ことばたたかい)』を下敷きにした古川雄大さん演じる北尾政演の『御存商売物』が今年の一番を取ったこともあり、すっかりいじけていました。
一方で狂歌師らとじゃれていた政演。そのご機嫌な様子に春町はイライラ。
蔦重がなだめに向かうも、蔦重から女絵まで任されたということを得意げに話し始めた政演。さらに大田南畝から「辞闘戦」に比べても「御存」のほうが良い出来と評価されます。