眠れる体をつくってくれる

平井:「眠れる体をつくってくれる」ということですね。

小林:最近では「睡眠負債」という言葉も一般的になってきましたが、慢性的な睡眠不足が続くと、糖尿病や高血圧、認知症などの生活習慣病のリスクが格段に上がることが分かっています。

ところが、ゴルフを通じて眠れる体をつくることができれば、こうしたリスクをぐっと下げることができる。

平井:しかも、健康のために“やらされている”感じではなく“楽しみ”として取り組めるのがいいですよね。

小林:それが大きい。運動習慣が続かない理由の多くが「楽しくないから」です。でも、ゴルフには仲間との時間や、プレーの楽しさ、スコアへの挑戦といった喜びが詰まっている。これは継続には何よりの要素です。

一つのスポーツを通して“運動・日光・交流・集中”の4つが一度に手に入る。これは他のスポーツにはなかなかない特徴です。