『婦人公論』2月号の表紙に登場した由紀さおりさん

 

芸事に身を置いたものの定めとして

歌も童謡の活動も芝居も――だなんて、私は欲張りなのかしら。もちろん年齢とともに、昨日できたことが今日できなかったり、いつまで7cmのヒールを履いてステージに立てるだろう、と不安になったりすることもあります。それでも一日一日、新しい自分でいたい。

「由紀さおり公式YouTube 由紀チャンネル」撮影で(写真提供◎由紀さん)

この仕事には終わりがありません。結婚も2回しましたが、女の人生を振り捨ててまで歌の道を選んだのですから、答えを見つけないとお相手にもご無礼です。求め続けるということが、芸事に身を置いたものの定め。

55年の節目、私に何が示せるのか。怖がらずに楽しみながら模索し、今年は思いっきり跳びはねるつもりです!

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