「チームとしての学校」という取り組みの推進
このように子どもの貧困やメンタルヘルスというのは、家庭をはじめとする複雑な要因から発生するものであり、それが学校における教育活動に困難さをもたらすことが考えられます。
これは公教育が教育機能のみならず福祉という機能も同時に担っている特殊性を表しています。
これでは教育現場が「ブラック化」してしまうのも無理はありません。
そこで教員ひとりに何でも任せるのではなく、多様な専門性や経験を持つ人も加わって構成されるチームとして学校運営や教育活動をおこなっていこうとする意図で文部科学省では「チームとしての学校」という取り組みが推進されています。